Windows 10のランサムウェア対策方法|おすすめソフト3選

Windows 10でランサムウェア対策を有効にする方法を解説します。Windows標準機能から高機能なサードパーティ製ソフトまで、3つの方法でWindows 10を安全に保護する手順を詳しく紹介します。

By Machi    最終更新日 2026年05月13日

ランサムウェアは、現在もっとも深刻なサイバー脅威のひとつです。

個人の写真や重要ファイルを暗号化するだけでなく、企業のPC環境全体を停止させるケースも増えています。近年のランサムウェア攻撃は、以前のような単純なものではなく、高度かつ巧妙化しています。

この記事では、Windows 10対応の3つの優れたランサムウェア対策ソフトと、それらの使い方について解説します。

Windows 10向けおすすめランサムウェア対策ソフト

ここでは、Windows 10標準搭載のセキュリティ機能と、高度な保護を提供するサードパーティ製ソフトを比較します。以下の比較表を参考に、自分に合ったランサムウェア対策ツールを選んでください。

機能 Microsoft Defender AOMEI Backupper Professional ノートン 360
ランサムウェア対策機能

コントロールされたフォルダーアクセス

(不審なアプリによる変更をブロック)

指定したファイル形式やフォルダーをランサムウェアから保護 リアルタイム脅威検出・ふるまい分析・ランサムウェア対策
ファイアウォール

あり

(Windows Defender ファイアウォール)

なし

あり

(スマートファイアウォール)

バックアップ機能

なし

(OneDriveやファイル履歴を別途利用)

あり

(システムバックアップ、ファイルバックアップ、増分/差分バックアップなど)

あり

(クラウドへのファイルバックアップ機能を搭載)

リアルタイム監視 あり なし

あり

システム負荷 低い(Windows標準搭載) 低~中程度 中程度
価格 無料

有料

(買い切り/サブスクリプション)

有料

(年額サブスクリプション)

おすすめユーザー Windows標準機能で基本対策したい方 バックアップとランサムウェア対策を両立したい方 総合的なセキュリティ対策を重視する方

Windows 10でランサムウェア対策を有効にする方法

ここからは、3つの方法でWindows 10のランサムウェア対策を有効化する手順を詳しく説明します。

方法1:Microsoft Defenderを使用する

手順1. 検索ボックスで「Windows セキュリティ」と入力して起動します。

手順2. 「ウイルスと脅威の防止」をクリックし、「ウイルスと脅威の防止の設定」の下にある「設定の管理」を選択します。

手順3. 以下の項目が「オン」になっていることを確認します。

  • リアルタイム保護
  • クラウド提供の保護
  • サンプルの自動送信
  • 改ざん防止

手順4. 「コントロールされたフォルダーアクセス」の項目にある「フォルダーアクセスの制御を管理する」をクリックします。

手順5. 「コントロールされたフォルダーアクセス」をオンにします。これにより、不明または信頼されていないアプリが、「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」などの保護フォルダーを変更できなくなります。

🌟ヒント:
  • 保護されているフォルダー」をクリックすると、独自のフォルダーを追加できます。
  • 信頼できるアプリがブロックされた場合は、「アプリをコントロールされたフォルダーアクセスを許可する」から追加してください。

手順6. 「ランサムウェアデータの回復」の項目で、「OneDriveのセットアップ」をクリックします。重要フォルダーをOneDriveへバックアップしておくことで、万が一ランサムウェアに感染した場合でも、ファイルを復元できる可能性があります。

方法2:AOMEI Backupper Professionalを使用する

AOMEI Backupper
高性能ランサムウェア対策付きバックアップソフト
  • ファイル単位のきめ細かな保護:ユーザーが指定したファイル形式やフォルダを、ランサムウェアによる暗号化・改ざんから保護します。
  • バックアップの改ざん防止:攻撃時でもバックアップファイルがロック・暗号化・削除されないよう保護し、バックアップデータの安全性を確保します。
  • 迅速なシステム復旧:PCを正常な状態へ素早く復元できるため、システム停止時間を最小限に抑えられます。

手順1. AOMEI Backupperをダウンロード・インストールして起動します。 「ツール」→「ランサムウェア保護」をクリックします。

手順2. 表示された画面で、「ランサムウェア対策を有効にする」をオンにします。

手順3. 以下の3つの保護オプションを設定できます。

  • AOMEI Backupperのバックアップイメージを保護する:AOMEI Backupperで作成したバックアップイメージを保護します。
  • 特定のファイル形式を保護する:.doc、.pdfなど、指定した拡張子のファイルを保護します。
  • 特定のファイル/フォルダーを保護する:任意のフォルダーパスを追加して保護できます。例:C:\Program Files (x86)、C:\ProgramDataなど。

手順4. 設定内容を確認し、「はい」をクリックします。

方法3:ノートン 360を使用する

手順1. 公式サイトからノートン 360をダウンロード・インストールして起動します。

🌟ヒント:

30日間無料体験版をダウンロードするには、クレジットカード番号の登録が必要です。

手順2. メイン画面から「セキュリティ」→「▼」ボタン→「詳細表示」を開きます。

手順3. 以下の機能が有効になっていることを確認してください。

  • 自動保護
  • スマートファイアウォール
  • 侵入防止

手順4. 確認完了後、メイン画面に戻ります。「スキャン」を実行し、システム内に潜む脅威がないか確認します。

まとめ

以上、Windows 10でランサムウェア対策を有効にする3つの方法を紹介しました。

Windows標準機能で基本的な保護を行いたい場合は「Microsoft Defender Antivirus」、バックアップと復元を重視したい場合は「AOMEI Backupper」、より高度で総合的なセキュリティ対策を求める場合は「ノートン 360」がおすすめです。

特にランサムウェア対策では、単に感染を防ぐだけでなく、万が一感染してしまった際にデータを復元できる環境を整えておくことも非常に重要です。AOMEI Backupperを利用すれば、Windows 10のシステムバックアップやCドライブのバックアップを簡単に作成でき、トラブル発生時にも迅速な復旧が可能になります。

大切なデータを守るためにも、早めにバックアップ環境を整えておきましょう。

Machi · この記事を書いた人
5年以上にわたるデータ保護およびデータ移行の経験を経て、2021年にAOMEIに入社しました。これまでに1,000本以上のチュートリアル記事を翻訳・執筆しており、得意分野はデータの保護・移行・復旧です。モットーは「困難より方法は多い」です。