BitLockerで暗号化を開始したものの、「進まない」「止まったまま動かない」と困っていませんか?本記事では、BitLockerの暗号化に時間がかかる主な原因と、暗号化中に進まない場合の対処法をわかりやすく解説します。あわせて、大切なファイルを効率よく保護できる代替方法も紹介します。
BitLockerは、Windowsに標準搭載されているドライブ暗号化機能です。HDDやSSDを暗号化し、パスワードや回復キーによってデータを保護できます。
しかし、BitLockerで暗号化を開始した後、「進行状況が変わらない」「長時間待っても完了しない」といった問題が発生することがあります。
実はBitLockerの暗号化速度は、ドライブの容量やパソコンの性能、保存されているデータ量によって変わります。
「BitLockerの暗号化にかかる時間はどのくらい?」と疑問に感じる方も多いですが、数GB程度のデータなら短時間で完了する場合がある一方、数TBのHDDでは数時間以上かかることもあります。
暗号化処理が遅い場合、以下の原因が考えられます。
ここでは、BitLockerの暗号化が途中で止まったように見える場合に試せる方法を紹介します。
BitLockerの暗号化は、ドライブ容量によって数時間かかることがあります。特に大容量ドライブでは、しばらく進行率が変化しない場合があります。
まずは一定時間待ち、処理が完全に停止しているか確認してください。
BitLockerの進行状況は、コマンドプロンプトから確認できます。手順は以下の通りです。
手順1. Windows検索で「cmd」と入力し、「管理者として実行」をクリックします。
手順2. 以下のコマンドを入力し、「Enter」キーを押します。
manage-bde -status
暗号化率や保護状態が表示されます。暗号化率が少しずつ変化している場合は、処理が正常に進んでいます。
暗号化中に多くのアプリを起動していると、BitLockerの処理速度が低下する場合があります。不要なソフトを終了し、パソコンの負荷を減らしてから再度確認してください。
HDDやSSDに問題がある場合、暗号化が正常に完了しない可能性があります。Windowsのエラーチェック機能を使って、ドライブの状態を確認してください。
手順1. エクスプローラーを開き、対象ドライブを右クリックします。
手順2. 「プロパティ」→「ツール」→「チェック」をクリックします。
BitLockerはドライブ全体を保護する機能ですが、すべてのデータを暗号化すると時間がかかります。写真や仕事用ファイルなど、一部のデータだけを保護したい場合は、バックアップソフトを使った暗号化も便利です。
この場合は、AOMEI Backupper Professionalが役立ちます。
AOMEI Backupperでは、外付けHDD、USBメモリ、SSDなどへファイルをバックアップし、バックアップデータをパスワードで暗号化できます。BitLockerのようにドライブ全体を暗号化する必要がないため、必要なデータだけを効率よく保護できます。
手順1. AOMEI Backupper Professionalを起動し、「バックアップ」→「ファイルバックアップ」をクリックします。
手順2. 「バックアップ元を選択」をクリックし、バックアップするファイルやフォルダを選択します。
手順3. 保存先を指定し、バックアップデータを保存する場所を選択します。
手順4. 「オプション」をクリックし、「バックアップの暗号化を有効にする」をオンにして、パスワードを設定します。
手順5. 設定内容を確認し、「開始」をクリックしてバックアップを実行します。
BitLockerはWindows標準の暗号化機能ですが、ドライブ容量やパソコン環境によっては処理に時間がかかります。
「BitLockerの暗号化が止まる」「BitLocker暗号化中に進まない」と感じた場合は、まず暗号化の進行状況やドライブの状態を確認しましょう。
また、特定のファイルだけを保護したい場合は、AOMEI Backupperを利用すると、必要なデータだけを暗号化して保存できます。
用途に合わせてBitLockerとバックアップソフトを使い分けることで、より効率的にデータを保護できます。