ゴミ箱を空にしたあとでも、削除した動画を復元できる可能性があります。本記事では、データ復旧ソフトを使ってゴミ箱から削除した動画を復元する方法に加え、Windows標準の「ファイル履歴」「以前のバージョン」「バックアップと復元」を利用する方法も詳しく紹介します。動画を誤って削除してしまった方は、ぜひ参考にしてください。
動画を削除したあと、ゴミ箱まで空にしてしまい、「もう戻せない」と諦めていませんか?
実は、ゴミ箱から完全に削除した動画も、すぐにディスクから消えるわけではありません。
削除されるのはファイルの管理情報だけで、動画のデータ自体はディスク上に残っていることがあります。そのため、保存領域が上書きされる前であれば、ゴミ箱から消した動画を復元できる可能性があります。
ただし、削除後もパソコンを使い続けると、上書きによって復元が難しくなることがあります。削除に気付いたら、新しいファイルの保存を控え、できるだけ早く復元作業を始めましょう。
バックアップがない場合でも利用できる方法としておすすめなのが、データ復旧ソフトです。
AOMEI FastRecoveryは、削除された動画をディープスキャンとディープスキャンで検索し、見つかったファイルを数クリックで復元できます。
MP4、MOV、AVI、WMV、MPEGなど幅広い動画形式に対応しているほか、内蔵HDD・SSDだけでなく、USBメモリ、SDカード、外付けHDDなどから削除されたデータも復元できます。
ゴミ箱、HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどから、削除・紛失したデータを簡単に復元できる、無料で信頼性の高いWindows向けデータ復元ソフト
ステップ1. AOMEI FastRecoveryを起動し、「削除ファイルの復旧」をクリックし、動画が保存されていたドライブを選択して「スキャン」をクリックします。
ステップ2. スキャン完了後、復旧可能なファイルが一覧に表示されます。「フィルター」や検索ボックスを使うと、目的の動画を効率よく探せます。
ステップ3. 復元したい動画にチェックを入れ、「復旧」をクリックします。保存先には元のドライブとは別の場所を指定してください。
Windowsの「ファイル履歴」を有効にしていた場合は、バックアップから動画を元に戻せます。
この方法が利用できるのは、動画がデスクトップ、ドキュメント、ビデオ、ダウンロードなどの対象フォルダーに保存されており、事前にファイル履歴を有効にしていた場合です。
ステップ1. 「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「ファイル履歴」→「個人用ファイルの復元」をクリックします。
ステップ2. 左右の矢印でバックアップ日時を切り替え、動画が削除される前の状態を表示します。
ステップ3. 復元したい動画を選択し、「復元」ボタンをクリックします。
元の場所ではなく別の場所へ保存したい場合は、「復元」を右クリックして「復元先の選択」を利用してください。
「システムの保護」または「ファイル履歴」が有効だった場合は、「以前のバージョン」から復元できることがあります。
この機能では、フォルダーやファイルの過去の状態を保存しているため、動画を削除する前のバージョンが残っていれば、そこから取り出せる可能性があります。
ステップ1. 動画が保存されていたフォルダーを右クリックし、「以前のバージョンの復元」をクリックします。
ステップ2. 「開く」をクリックし、動画を見つけたら別の場所へコピーします。
この方法なら、ゴミ箱で削除した動画を復元できる場合があります。
Windowsには「バックアップと復元(Windows 7)」というバックアップ機能も用意されています。
以前この機能でバックアップを作成していれば、削除した動画を復元できます。
ファイル単位だけでなく、バックアップに含まれているフォルダーごと復元することもできるため、誤って複数の動画を削除してしまった場合にも役立ちます。
ステップ1. コントロールパネルで「システムとセキュリティ」→「バックアップと復元(Windows 7)」を開きます。
ステップ2. 「ファイルの復元」をクリックします。
ステップ3. 「ファイルの参照」を選び、復元したい動画を追加して「次へ」をクリックします。
ステップ4. 保存先を指定し、「復元」をクリックすると復元が始まります。
どの方法を試しても動画が見つからない場合は、次のような原因が考えられます。
削除してから時間が経つほど復元率は下がるため、異変に気付いたらできるだけ早く対処することが大切です。
ゴミ箱を空にしたあとでも、動画を復元できる可能性はあります。
バックアップが残っている場合は、「ファイル履歴」「以前のバージョン」「バックアップと復元(Windows 7)」を利用すると、Windows標準機能だけで元に戻せることがあります。
バックアップがない場合は、保存領域が上書きされる前にデータ復旧ソフトでスキャンすることが重要です。早めに対応するほど、ゴミ箱から削除した動画を復元できる可能性は高くなります。
今後同じトラブルを防ぐためにも、動画や写真などの大切なデータは、外付けHDDやNAS、クラウドストレージなどへ定期的にバックアップしておくことをおすすめします。