完全削除したフォルダを復元する方法

フォルダを完全削除してしまっても、すぐに復元を諦める必要はありません。ごみ箱にない場合でも、バックアップやファイル履歴、データ復元ソフトで見つかる可能性があります。ただし、削除後にPCを使い続けると、消えたフォルダのデータが上書きされるおそれがあります。まずは新しいファイルの保存やソフトのインストールを控え、削除前にフォルダがあった場所を確認しましょう。

By ひとみ    最終更新日 2026年09月14日

完全削除とは?ごみ箱からの削除との違い

通常の削除では、フォルダはまずごみ箱に移動します。この場合は、ごみ箱を開いて「元に戻す」を選ぶだけで復元できます。

一方で、次のような操作をした場合は、ごみ箱から戻せないことがあります。

Shift + Deleteで削除した

● ごみ箱を空にした

● 外付けHDDやUSBメモリ上のフォルダを削除した

● 大容量フォルダがごみ箱を経由せず削除された

● クリーンアップツールで削除した

MicrosoftのWindows File Recoveryの説明でも、削除されたファイル領域は空き領域として扱われ、PCの使用によって上書きされる可能性があると案内されています。つまり、完全削除後は「何を試すか」より先に「余計な書き込みを増やさないこと」が大切です。👉Microsoft Windows File Recovery

方法1. まずごみ箱を確認する

完全削除したつもりでも、実際にはごみ箱に残っていることがあります。最初にごみ箱を開き、フォルダ名や削除日時で探してください。

見つかった場合は、フォルダを右クリックして「元に戻す」を選びます。元の保存場所に自動で復元されます。

ごみ箱にない場合は、次の確認に進みます。

方法2. ファイル履歴からフォルダを復元する

Windowsのファイル履歴を有効にしていた場合、削除前の状態に戻せる可能性があります。Microsoftによると、ファイル履歴は個人用ファイルやフォルダーのコピーを保存し、以前のバージョンを復元できる機能です。👉Microsoft ファイル履歴

手順は次の通りです。

手順1. 削除したフォルダが元々あった場所を開きます。

手順2. 空白部分または親フォルダを右クリックします。

手順3. 「以前のバージョンの復元」を選びます。

手順4. 削除前の日付のバージョンを開きます。

手順5. 必要なフォルダを確認して復元します。

現在のフォルダ構成を上書きしたくない場合は、復元先を別の場所に指定してください。

方法3. OneDriveやバックアップ先を確認する

デスクトップ、ドキュメント、ピクチャなどは、OneDriveと同期されている場合があります。ローカルPCからフォルダが消えていても、OneDriveのWeb版やOneDriveのごみ箱に残っていることがあります。

確認したい場所は次の通りです。

  • OneDrive内の同じフォルダ
  • OneDriveのごみ箱
  • 外付けHDDやNASのバックアップ
  • 会社や学校アカウントのクラウド保存先

バックアップが見つかれば、復元ソフトを使う前にそこから戻すほうが安全です。

方法4. AOMEI FastRecoveryで完全削除したフォルダをスキャンする

ごみ箱やバックアップで見つからない場合は、AOMEI FastRecoveryで削除前の保存場所をスキャンします。AOMEI FastRecovery公式ページでは、誤削除、フォーマット、システムクラッシュなどによるデータ損失に対応し、Windows 11/10/8.1/8/7などで利用できると説明されています。

AOMEI FastRecovery
Windows向け無料データ復元ソフト
  • わずか3ステップでデータ復元: クイックスキャンとディープスキャンで削除・紛失ファイルを検出。復元前にファイルを絞り込み・プレビューできます。
  • 1,000種類以上のファイル形式に対応:文書(TXT、DOC、XLSX)、画像(JPG、PNG、TIF)、動画(MP4、MOV、AVI)、音声(MP3、CDA、WAV)、圧縮ファイル(7Z、ZIP、RAR)など幅広くサポートします。
  • 500種類以上のストレージデバイスをサポート:HDD/SSD(Seagate、Toshiba、WD)、USBメモリ(Samsung、SanDisk、Kingston)、SDカード(PNY、Panasonic、Crucial)、デジタルカメラ(Nikon、Canon、Sony)などに対応します。
  • さまざまなデータ損失トラブルに対応:ゴミ箱を空にした後の復元、ドライブのフォーマット、誤削除、ウイルス感染、パソコンのクラッシュなどからデータを取り戻せます。

操作の流れは次の通りです。

手順1. AOMEI FastRecoveryをダウンロード・インストールして起動します。「削除ファイルの復旧」を選択し、復元したいファイルがあったドライブにカーソルを合わせて、「スキャン」をクリックします。

手順2. スキャンが完了した後、復元したいファイルを探します。「フィルタ」や検索ボックスでファイルをよりはやく絞り込むことができます。

手順3. 復元したいファイル/フォルダを選択し、「復旧」をクリックし、保存先を選択して復元します。

復元先を元のドライブにすると、まだ復元できるデータを上書きする可能性があります。外付けHDD、別パーティション、USBメモリなど、削除元とは違う場所を選んでください。

🌟ヒント:
  • 復元したいファイルが見つからなかった場合、左下にある「ディープスキャン」をクリックしてディープスキャンを行ってください。
  • AOMEI FastRecoveryの無料版では、最大500MBまでのデータを復元することができます。無制限のデータを復元するには、製品版にアップグレードしてください。

復元できる可能性が下がるケース

完全削除したフォルダは、必ず復元できるわけではありません。特に次のケースでは成功率が下がります。

削除後にPCを長時間使った
削除元ドライブに大容量ファイルを保存した
アプリや更新プログラムをインストールした
SSDでTRIMが働いた
復元先に同じドライブを指定した

大事なフォルダほど、早めにスキャンし、検出できるか確認するのが現実的です。

FAQ

1. 完全削除したフォルダは復元できますか?

復元できる可能性があります。ごみ箱にない場合でも、ファイル履歴、OneDrive、バックアップ、データ復元ソフトで見つかることがあります。ただし、削除後に新しいデータで上書きされると復元が難しくなるため、PCの使用をできるだけ控えてください。

2. Shift + Deleteで削除したフォルダも戻せますか?

Shift + Deleteで削除したフォルダは、ごみ箱に残りません。ただし、削除されたデータ領域が上書きされていなければ、復元ソフトで検出できる場合があります。削除元のドライブを早めにスキャンすることが重要です。

3. 復元したフォルダを元の場所に保存してもいいですか?

おすすめしません。元の場所や同じドライブに保存すると、まだ復元できる可能性のあるデータが上書きされるおそれがあります。復元先には、外付けHDD、別パーティション、USBメモリなどを指定してください。

4. AOMEI FastRecoveryは完全削除したフォルダの復元に使えますか?

はい。AOMEI FastRecoveryは、完全削除、ごみ箱を空にした後、フォーマットなどのデータ損失に対応するWindows向け復元ソフトです。削除前の保存場所をスキャンし、検出されたフォルダやファイルを確認して復元できます。

まとめ

完全削除したフォルダを復元したい場合は、焦って操作を増やさないことが大切です。

  • まずごみ箱を確認する
  • ファイル履歴やOneDriveを確認する
  • 見つからない場合は削除元ドライブをスキャンする
  • 復元先は必ず別ドライブにする

ごみ箱やバックアップで見つからない場合は、AOMEI FastRecoveryをダウンロードし、完全削除したフォルダが元々あったドライブをスキャンしてみてください。

AOMEI FastRecovery

ゴミ箱、HDD、SSD、USBメモリ、SDカードなどから、削除・紛失したデータを簡単に復元できる、無料で信頼性の高いWindows向けデータ復元ソフト

ひとみ · この記事を書いた人
こんにちは、2023年に入社したひとみです。子供の頃からパソコンに触れるのが好きで、身近な人の「これどうしたらいいの?」という質問に答えているうちに、自然とIT関連の知識を深めてきました。今は、バックアップ&復元、クローン、ディスク&パーティションの管理などを中心に記事を書いています。私の記事は、日常的にパソコンを使う中で「困った」「どうしたらいいの?」と悩んだときに役立つことを目指しています。
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